iPad用アウトラインプロセッサーSimple OutlinerとMac
iPadで使えるアウトラインプロセッサーを探したところFreeで試せる「Simple Outliner」というアプリがあり、Dropboxにも対応していると言うので試してみました。
「Simple Outliner」は編集機能がユニークで、文字列操作のメニューが無く、項目部のワイプやスライドで編集を行うようになっています。従って、慣れるまでは概念がつかめません。文字の拡大、縮小が表示が簡単操作で出来る点は良いと思います。細かい使い方についてはチュートリアル及びHelpに任せるとして、ここでは操作上気づいたことについてと、Mac用アウトラインプロセッサーとの連携について説明します。Macとファイルのやりとりをするにはメールと「Dropbox」が使用出来ます。
OPML;CSV;TEXT;RTF
(iPadからMacへファイルコピー)
(1)Simple Outliner→メール →Mac(Tree、TAO、…)
(2)Simple Outliner→Dropbox→Mac(Tree、TAO、…)
(MacからiPadへファイルコピー)
(MacからiPadへファイルコピー)
Mac→Dropbox→Simple Outliner
手順
!、Simple OutlinerからMacへ(1)
!、Simple OutlinerからMacへ(1)
(1)ファイルの書式を決める
(2)メールで送る
2、Simple OutlinerからMacへ(2)
(1)ファイルの書式を決める
(2)DropboxメニューをタップしてDropboxとSimple Outlinerのウィンドウを表示
(2)DropboxメニューをタップしてDropboxとSimple Outlinerのウィンドウを表示
(3)Simple Outlinerのウィンドウ内にあるファイル名をダブルタップするとファイル形式の選択メニューが出るので形式を決めタップする
(4)ファイルはDropbox側にコピーされる
(5)ウィンドウを閉じる
3、MacからSimple Outlinerにファイルを送る
(1)ファイルをDropboxに入れる
(2)Simple Outlinerを起動する
(3)DropboxのメニューをタップしてDropboxとSimple Outlinerのウィンドウを表示させる
(4)Dropboxにあるファイルをダブルタップする
(5)ファイルはSimple Outliner側にコピーされる
(6)ウィンドウを閉じる
Dropbox、Simple Outlinerファイルコピーウィンドウ
上;Dropbox
下;Simple Outliner
Macで使えるアウトラインプロセッサーで「Tree」と「TAO」で試したが両者共ファイルの読み込み、書き出しが出来ました。Treeの場合、そのまま開けます。
ファイル形式はOPMLを使用。
下はチュートリアルのSimple OutlinerとTreeの編集画面。
左;Simple Outliner 右;Tree
左;Simple Outliner 右;Tree
通常のアプリではファイル削除メニュー(ゴミ箱)が有るが、このアプリではメニュー上には無い。ファイルリストでファイル削除の方法が分からなかった。
そこでファイルリストで中央付を左から右に素早くワイプ(こする)すると「copy」と「delete」が出るので選択可能になることが分かった。キャンセルするには同じ行の中央付近をタップすれば良い。もっとも、後で分かったが、これはHelpで表示される項目にあった。次にアイコンで左回転矢印は「取り消し」、右回転矢印は「やり直し」である。
使用感
Dropboxが使える事でファイルの相互コピーが簡単に出来ることは良いですね。Simple Outlinerの表示はTreeのリスト表示にあたり、両者の表示を比較して理解するのが良いかもしれませんね。