Mac旧型のSSD換装
古い型の機種を高速化するための手段としてHDDをSSDに変える事は有効です。
ただ、SSDは高価なのがちょっと頭の痛いところです。
今回は、Macbook Pro(Later2008)とMac Pro(初代)をSSDにしました。
ところで、Mac Proで、HDDを複数台を内蔵している場合のドライブの消費電力がかなり減ります。
使用したSSD。
1、Intel SSD 320シリーズ 2.5インチ 9.5mm 300GB
読み込み:270MB/s以上 書き込み:130MB/s以上
2、Intel SSD 520シリーズ 2.5インチ 9.5mm 480GB
読み込み:550MB/s以上 書き込み:520MB/s以上
3、サムソン 840 PROシリーズ 512GB
読み込み:540MB/s以上 書き込み:520MB/s以上
SSDの換装。
◯Macbook Pro(Later 2008)
Core2Duo 2.53GHz
MacOS 10.7
この機種はAppleの旧機種でバッテリーが交換出来た時代のものであり、HDD、バッテリーが簡単に交換出来ます。
HDDの交換はHDDを固定しているプラスチックの細長いバーを外せば簡単に取り出せます。後はSATAコネクターを外せば良い。 SSDの取り付けは、この手順の逆にやればOK。極めて簡単。何故、今の機種はこうしないのかね?
SSDが使えるかどうか試してから固定すれば良いんで面倒では無いです。.
SSDを取り付けた状態
実際にやった結果。
◯サムソンのSSD
SSDを認識しない。ハードディスクケースに入れ、USBで接続した場合、USBブートは出来ます。
◯IntelのSSD
320シリーズ;特に問題なく使用出来ます。
520シリーズ;認識するが不安定。電源ボタンを押してからリンゴマークが表示されるまでの時間が少し長くかかる。
電源ボタンを押して起動しても、リンゴマークが出ないこともあります。
USB接続のHDD或はSSDを接続し、Optionキーを押して起動した時、初め、内蔵SSDとUSB HDD(SSD)が表示されるが、すぐに内蔵SSDのアイコンが消える。
このSSDは使えなくはないが、あまり使いたくない。
USBブートで使うのであれば問題は無い。
◯Mac Pro(初代)
SSDの取り付け方。
Mac ProのHDDは3.5インチであるため2.5インチのSSDを使うには専用のマウンタが必要です。
実際の取り付けは、HDDのドライブベイに入っている取り付け金具にMac Pro専用のマウンタを使って固定します。マウンタは秋葉館で探せばすぐ分かります。
HDD取り付け金具にSSDを取り付けた状態
Mac Proの場合、サムソン、Intelのどちらを使っても問題なく動作します。
推測
今回使用したMac Proの場合、高速のSSDでも問題なく動作するが、Macbook Proの場合は高速のSSDではリードが安定せず、低速のSSDでは問題が無いのではないかと思う。参考にして下さい。