Macbook Air(初代)のバッテリー交換、その他不具合
 


◯トラックパッドのボタンの不具合
◯バッテリー交換
Macbook Air
は軽く、使い易いため、使用頻度が高く、そのために不具合もも出てきます。例えば、液晶とキーボードを繋ぐヒンジ部が緩くなり、遊びが出るとか。以下は特に問題となった内容です。


1、トラックパッドのボタンの不具合。

ボタンが殆ど戻らなくなり、常に押されているような状態になる。

2、バッテリーの不具合。


1の対策

Macbook Airのトラックパッドのボタンはストロークが短く、何年も使っていると、戻りが悪くなってきて操作しにくくなります。今回の場合、ボタンが押されっぱなしに近い状態になりました。

トラックパッドのボタンが効かないから、USBマウスを繋いで試してみたがやはりボタンは効かない。トラックパッドのボタンが影響しているようだ。こうなったら、トラックパッドを無効にするしかないと思い、システム環境設定で設定してみた。ここからが大変だ。まず、トラックパッドのボタンにガムテープを貼付け、つまみ上げてボタン操作をしてなんとか設定してみた。


MacOSのバージョン;10.7

システム環境設定>ユニバーサルアクセス>マウスとトラックパッド>トラックパッドオプション...>「マウスまたはワイヤレストラックパッドがあるときは内蔵トラックパッドを無効」にチェックを入れる>完了


2の対策

これは、突然起こった。最近は、このマシンはあまり使っていない。ところが、今回、トラックパッドのボタンの状態が特に悪く、操作が困難を極めたため、使用時間が少し長くかかってしまった。特別に長い訳ではないが。電源を切り、液晶を閉じようとしたところ、うまく閉じない。4㎜程開いたまま閉じない。見ると、キーボード側が反っている。

よく見ると、トラックパッドの右側付近で本体とバックカバーの合わせ目に隙間がある。内部の何かが膨張していると思われる。

バックカバーのネジを緩めると、どんどん隙間が広がる。バックカバーを外してみると、バッテリーに付いてる黒いプラスチックのカバーが盛り上がって変形していた。

原因はバッテリー中の銀色の袋がパンパンに膨れたためだ。

これでは、バックカバーは全く閉じられない。しかたなく、袋に穴を空け、中の気体を抜いた。薬品のような匂いがする。どうやら、中に入っている物質から発生した気体により膨張したようだ。

プラスチックカバーが変形しているので一部を切り取ってなんとかバックカバーを閉じられるようになった。パソコンを起動するとまた例の匂いがする。このまま使うのは可能なようだが、やはり、何が起こるか不安が残るのでバッテリーを交換することにした。以前、同機のSSDを換装したが、それに比べるとバッテリーの交換は割合簡単に完了しました。

バッテリー;MB003J/A用

 

バッテリー
不具合の有ったバッテリー

ところが...
バッテリーを交換後、トラックパッドのボタンの状態が有る程度回復した。意外だが。恐らく、バッテリーが膨張して、トラックパッドの裏側を圧迫し、ボタンのストロークに悪影響が有ったのではないかと思います。
ところで、バッテリーの入手だが、今回、インターネット検索でやたら出てくるラップトップバッテリーという業者に発注したが、書かれている納期が1週間以内のような感じだが、実際には2週間かかった。マレーシアから輸入するので最低1週間は見込むのは仕方ないところか。