iPad2台による将棋アプリケーション対決

コンピュータ将棋は数種類出ています。大抵のものはある程度の実力者であればそこそこいい勝負が出来ます。ただ、中にはかなり手ごわいものも有ります。そこで、例えば、柿木将棋のようにヒントが出れば良いのですが、ない場合、勝つ方法がつかめません。こんな時に、コンピューター同士を戦わせて参考にするのが良いかなと思ったりします。しかし、
アプリによりコンピューター同士の対戦モードがないものも多い。今回実行するのは、同じアプリを含め異なるアプリ同士の対決です。そこで私のやり方を紹介します。
やり方は手動であり、勝手にやる訳ではありません。でも、これはアプリの評価が目的ではないため、私にはこれで十分です。
方法 
メインiPadのアプリを後手、サブiPadのアプリを先手にする場合
1、メインになるiPad:あなたを先手に設定
2、サブになるiPad:あなたを後手に設定
これで、メインiPadとサブiPadのアプリ同士の対戦が可能となる。
3、サブiPadの向きを反対にする
4、サブiPadの対局開始
5、メインiPadの対局開始
サブiPadの先手(手前側)の手(動き)に合わせてメインiPadのあなたの駒を動かす
6、メインiPadの後手(コンピューター)が駒を動かしたら、メインiPadの後手の手(動き)に合わせてサブiPadの後手(奥側)の駒を動かす。
7、あとは繰り返し
IPAD

 準備





                       

将棋1
将棋2
将棋3
将棋4
今回のテーマについて

きっかけとしては、頭の体操をすべく久しぶりにコンピューター将棋をやってみました。アプリは柿木将棋。ヒントが使えるので私には有り難いです。実際やってみると、そこそこ戦えます。コンピューター将棋の特徴がでています。私もコンピューター将棋を作った経験があるため、なるほどと思うところがあります。ところがです。Bonanzaと言う有名なアプリがあり、試したところ、あっさり負けました。気を取り直し再戦。やっぱり負け。定石、戦法を良く知らないからでしょうか?これ以上やると悔しさがますばかりと取り敢えず対戦を止めました。コンピューター将棋は盤上の駒の配置と持ち駒により評価する方法を取っていますが、プログラムの中に定石、戦法を如何に取り入れるかがカギだと思います。強さの差はその辺にあると思います。しかし、今回はそんなことよりも、どうしたら勝てるかです。そこで、Bonanza同士を戦わせ、どんな戦い方をするのか見るのが一番と早速やってみました。Bonanzaにはコンピューター同士の対戦モードが無いため2台のiPadでやってみました。


Bonanzaの実力をみるためにBonanzaと柿木将棋を対戦させてみました。
 設定 
   柿木将棋 HD 先手 レベル 4
   Bonanza HD 後手 レベル 中 

   メインiPadBonanza HDを起動、コンピューターを後手にし、サブiPadで柿木将棋 HDを起    動、コンピューターを先手にする
 結果

   122手で柿木将棋が投了でBonanza勝利(下写真)
   上:Bonanza HD 下:柿木将棋 HD    

将棋対決
























結果として

○使い方としては、1手1手見ながらやるのと、保存しておいて、再生してみる方法が考えられます。
○片方のiPadでのコンピューターの差し手をもう一方のiPadにさせる時、不注意に誤操作しないことが必要です。
○実際にやってみると、結構面白く、役に立ちそうな気がします。

新着情報 いざ対決!

私のブログに共感した将棋好きのねずっころ通信さんが実際にiPadで走る将棋アプリ10本の対決をやっています。是非ご覧になって下さい。