Fire TVでiPadのミラーリングをやってみた。

◆条件。
Fire TV;4K、HDR対応製品。

iPad Air2(iOS11)

デジタルテレビ;空きのHDMI端子が有る


◆我が家では現在、Apple TVを使用しており主にiPadのミラーリングを行い、テレビに映して楽しんでいます。動画はネット配信、AirMac HDD内に保存したものを利用。
最近はApple TVに不満が出ています。と、言うのはAppleがOSのアップデートを勝手に行い、現在では反応が鈍く、まともに操作出来ないことが有ります。リモコンもシンプルさを追求するあまり操作がしづらい。特にタッチ操作は悪化しています。
そこで、何かないかと探したところFire TVがiOS11デバイスのミラーリングが可能との記事を見て、Fire TVのリモコンの写真を見て購入を決めた。Apple TVと違い、標準ではイーサネットに対応していないのが少し気になったが。後でイーサネットアダプターを付けるのは可能だ。


FIRE_TV

製品


◆商品が届き開けてみると、本体、電源アダプター、リモコン、電池、簡易マニュアルが入っている。本体にはHDMIケーブルが接続されており、後はUSBポートがあるだけ。え?これだけ?
電源アダプターのUSBケーブルを本体の角の部分のUSBメスに差し込む。ところがこれがなかなか入らない。よく見ると本体側のUSBを入れる部分の片側がガイドになっており、ガイド側に押し当てながら差し込むとうまく入る。
テレビに繋ぐ前に試すためにPC用モニターに繋ぎ、試してみました。

電源を繋ぐとセットアップが始まり指示に従って進める。Wi-Fiネットワークを指定。セットアップが終わったところでiOSのAirPlayを受けるアプリ「AirReceiver」をインストール。

 

アイコン
AirReceiver

慣れているiPadでAmazonのサイトで「AirReceiver」というアプリを購入、インストール先をFire TVに指定。アプリは自動でインストールされます。これで準備完了。

ミラー

AirReceiver起動後の画面


アプリで先程インストールした「AirReceiver」を起動すると設定項目が表示されます。右側のチェックでオン・オフします。iOSの場合にはAirPlayにチェックが入っていればOK。
次にiPad側でコントロールセンターからミラーリングをタップ。リストにAFTN-XX(Fire TV)が有ったらこれをタップ。
ミラーリンが開始された。iPadのネットワーク対応のアプリ(FileExplorer、VLC等)でAieMac HDDにアクセスし、適当な動画を再生してみた。動画によっては途中、引っ掛かるものがある。そこでFire TVの設定を開き、ディスプレイの解像度を変更。720pに変更し再度動画再生。
引っ掛かりが無くなったのでOK。
その後、実際にテレビのHDMI端子に繋ぎ使ってみる。ミラーリングでのAirMac HDD内の動画再生の引っ掛かりが少し見られる。考えてみるとテレビに繋ぎ変えたのだから再度解像度変更が必要。結果、問題は殆ど無くなった。

これ以上を求めるなら動画の容量を下げる必要が有ります。


◆AirMac HDDに直接アクセス。

AirMac HDD内の動画ファイルを再生するのであればFire TVにファイラー又は動画再生アプリをインストールして直接HDDにアクセスすればわざわざミラーリングする必要は無い。これに最適なアプリとしてVLCをAMAZONからダウンロードして試してみました。

VLC

VLCを起動してネットワーク上にAirMac Extremeの名前のデバイスが確認されるのでクリックするとネッリワーク名、パスワード入力画面になるので入力するとHDDにアクセス出来ます。

思った通りAirMac HDDにアクセス出来て動画再生が確認出来た。再生のスムーズさはかなり向上している。


◆まとめ。

Fire TVでiPadのミラーリングをするのは全く問題無い。

ミラーリングに関してはルーター、イーサネットアダプターの有無、動画ファイルの容量、iPadの性能に依存する。Fire TV用のアプリが豊富にあるのでミラーリング以外でも様々なことが出来ます。

Fire TVはメニュー画面が見易くリモコンは見ていなくても操作は可能で使い易いことでストレスなく使えそうです。