Flashforge 3Dプリンターの失敗しない使い方。

Flash forge社のDreamerを使用。
造形用フィラメントABSとHIPS溶性サポート材の組み合わせが当たり前と思い、試行錯誤で暫く使っていましたが、失敗率が高く方法を変えてみたところ失敗が激減しました。

ABSとポリスチレンサポート材の組み合わせについて。
スライスで、
例えば、造形物の下面の面積が小さい場合や丸い場合、サポート材の上にABS樹脂が積層される形になりますが、注意しなければならないのはABSとサポート材との接着力はあまり強くないことです。
サポート材がプリントされ、その上にABS材がプリントされると樹脂同士の接着が弱いためABSが剥がれ易く、プリントの途中で積層出来なくなる可能性があります。カスが出ても何とか続行出来ても一部が欠けた造形物になります。
造形用とサポート用のフィラメントの材質が違う場合、造形中にカス(造形不良)が発生しやすい。
失敗しないプリントのためのサポート材は、造形するためのフィラメント材と同じ材料を使うのがベスト。
ABSにはABS。PLAにはPLA.。
デュアルヘッドは2色プリントや、同じ材質のフィラメントで造形用とサポート用の色を変えたい時に使うのが良い。

今回製作したサンプル。
造形用フィラメント;PLA、サポート材は造形用フィラメントと同じ材質を使用。

〇正20面体(大きさ41㎜)
FIG1
サポート材使用


◯刀(全長200㎜)
刀スライス
FlashPrintのスライス画面(Mac)
FIG2
サポート材使用

〇手裏剣(大きさ100㎜)
FIG3
サポート材無し


〇F-22(全長127㎜)
FIG4
サポート材使用。この作品はスケールを小さくしすぎると翼の厚みが薄くなりすぎ造形出来ないため注意が必要。この作品では水平尾翼の一部が欠けたため後で尾翼のみを作成し、接着剤で付けて補修。造形時間は5時間程度。


まとめ。
造形が失敗しないためにはプラットホームの水平出しが重要です。サポート材が必要な場合、ABSでは取り敢えずHIPS溶性サポート材を使用。うまく行かない場合、造形物の形状にもよるがサポート材の材質をABSに変更するのが良いだろう。PLAの場合は問題なくPLAをサポート材にする。サポート材の除去はラジオペンチ等を使えば良い。