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2014年04月

Macでブルーレイビデオを高画質録画

Macでブルーレイビデオを高画質録画


ブルーレイを録画する場合、従来はコピー、リッピングが一般的だったが、著作憲法の問題でこれを推奨する訳には行かない状況です。

私が通常使用しているスクリーンキャプチャーソフト「Snapz Pro X」を使う場合のやり方について紹介します。ブルーレイですからHD録画をすることに価値があります。


市販のブルーレイビデオの録画。PowerDVDによる再生画面の録画。

条件

MacOS 10.8

Parallels Desktop for Mac
Macbook Pro (Retina Display)

ブルーレイドライブ

Snapz Peo X 2.5.4

Blu-ray Player(Mac)

(市販のブルーレイビデオ再生用)

ブルーレイ


PowerDVD(Windows);Parallels Desktop for Mac等によりWindowsで利用。

(CPRM付きブルーレイビデオ再生用)
ver.12 Ultre以降、EXPERT 5 Blu-ray

PDVDアイコン


スクリーンキャプチャーをする時のパラメーター。

ファイルサイズ、圧縮形式、動画の表示サイズ、画質、フレームレート

ファイル容量;圧縮形式、動画の表示サイズ、画質、フレームレートに比例する。

動画の表示サイズは表示させるディバイスの解像度を考慮して決める。

圧縮形式は画質に影響します。ただ、再生するためのソフトの有無が問題です。

フレームレートは動画の動きの滑らかさに影響します。

 

Snapz Pro Xによるスクリーンキャプチャー。

手順

1、動画再生ソフト起動。
PowerDVDはParallels Deskto等でWindowsを起動して使用します。 

2、ブルーレイディスクを開きます。

3、再生しないで一時停止させた状態にしておく。画面サイズを確認。必要に応じ設定、調整。サイズが不明な場合、範囲指定でスクリーンショットを録り、情報で確認する。

4、”command+shift+5”キー”Snapz Pro X”を起動。

メニューが表示されます。

 

SNAP1
Blu-ray Player動作中でSnapz Pro X起動画面

 

POWERDVD-0
PowerDVD動作中でSnapz Pro X起動画面


5、メニュー画面で”ムービー”を選択。

6、”ムービーの設定”でキャプチャーする範囲を設定。

SNAP2
(Blu-ray Player)Snapz Pro Xの”ムービー”選択後、範囲設定画面

 

POWERDVD-1
(PowerDVD)Snapz Pro Xの”ムービー”選択後、範囲設定画面


”カメラモード設定”でカメラ、フレームレートの設定。

メニュー1



通常のビデオ再生は30フレーム/秒であるため、Snapz Pro Xのフレームレートもなるべくそれに近いレートに設定します。フレームレートを上げればそれだけファイルサイズが増すので注意が必要です。画像の動きの激しさとフレームレートの関係が重要で、動きが緩やかなものではフレームレートを下げても良いが、動きの速いものではフレームレートを上げた方がよりスムーズな動画になります。

音声の入力についての設定。

チェックを入れる→□Macオーディオから録音

チェックを入れない→□マイク入力から録音

7、設定が終わったら”return”キーを押す。録画が始まる。

8、ビデオの再生ボタンをクリック。

9、録画が終わったら”command+shift+5”キーを押す。

ムービーの保存メニューが表示されます。

 

SNAP3



















(1)”ムービートラックを含める”にチェックを入れる

”圧縮形式の項目でで”設定...”を選択。

 

SNAP4



























圧縮の種類の選択。

(以下は圧縮形式選択リスト)


SNAP5










フレーム/秒を設定。カメラモード設定値と同じか低い値にする。

品質について圧縮プログラムのスライダーを設定。最低と最高ではファイルサイズにかなり差が出ます。

(2)”オーディオトラックを含める”にチェックを入れる。

圧縮形式の項目で必要に応じて”設定...”を選択。


10、設定が全て完了したら、”後で保存”又は”今すぐ保存”を選択。

保存ではパソコンに保存されている一時ファイルを圧縮形式に従って圧縮して保存します。これにはかなり時間がかかるのでパソコンを使用していない時にやるのが良いと思います。

11、ここからは任意。

保存されたファイルで不要部分(先頭部分)のカット。

ファイル形式がMPEG4、H264の場合は”MPEG Streamclip”というソフトを使用出来ます。スクリーンキャプチャーではキャプチャーを開始してからビデオを再生させるまでの時間が長かったり、カーソルが入った部分が有ったりします。気になる場合はその部分をカットします。

以上で操作完了。


フレムレート、圧縮の品質設定について。

フレームレートを高めに設定することは画像をスムーズに動かすには価値があります。圧縮の品質を高く設定した場合、画質に比べてむやみにファイルサイズが大きくなります。

キャプチャー実行時のポイント。

キャプチャー実行後に再生した感じや、ファイルサイズについて満足出来ない場合、設定を変えてキャプチャーをやり直さなければならず、かなり時間をとられます。一つの方法として、試してみる方法があります。

そこで、方法としては実際にキャプチャーを実行し、1~2分やって保存してみます。出来上がったファイルを再生し、画像をチェックし、ファイルの再生時間を情報で調べ、ビデオ全体の長さにした場合のファイルサイズを換算すれば凡その値が分かる筈です。

パラメータが決まったら全体のキャプチャーを実行します。


使用しているブルーレイドライブ。

BUFFALOブルーレイ/DVDドライブ

型番;BRXL-PC6VU2/N

バスパワータイプで価格は11,282円だがAmazonで6,000円弱で購入。

Bドライブ








 

Macbook Air(初代)のバッテリー交換、その他不具合

Macbook Air(初代)のバッテリー交換、その他不具合
 


◯トラックパッドのボタンの不具合
◯バッテリー交換
Macbook Air
は軽く、使い易いため、使用頻度が高く、そのために不具合もも出てきます。例えば、液晶とキーボードを繋ぐヒンジ部が緩くなり、遊びが出るとか。以下は特に問題となった内容です。


1、トラックパッドのボタンの不具合。

ボタンが殆ど戻らなくなり、常に押されているような状態になる。

2、バッテリーの不具合。


1の対策

Macbook Airのトラックパッドのボタンはストロークが短く、何年も使っていると、戻りが悪くなってきて操作しにくくなります。今回の場合、ボタンが押されっぱなしに近い状態になりました。

トラックパッドのボタンが効かないから、USBマウスを繋いで試してみたがやはりボタンは効かない。トラックパッドのボタンが影響しているようだ。こうなったら、トラックパッドを無効にするしかないと思い、システム環境設定で設定してみた。ここからが大変だ。まず、トラックパッドのボタンにガムテープを貼付け、つまみ上げてボタン操作をしてなんとか設定してみた。


MacOSのバージョン;10.7

システム環境設定>ユニバーサルアクセス>マウスとトラックパッド>トラックパッドオプション...>「マウスまたはワイヤレストラックパッドがあるときは内蔵トラックパッドを無効」にチェックを入れる>完了


2の対策

これは、突然起こった。最近は、このマシンはあまり使っていない。ところが、今回、トラックパッドのボタンの状態が特に悪く、操作が困難を極めたため、使用時間が少し長くかかってしまった。特別に長い訳ではないが。電源を切り、液晶を閉じようとしたところ、うまく閉じない。4㎜程開いたまま閉じない。見ると、キーボード側が反っている。

よく見ると、トラックパッドの右側付近で本体とバックカバーの合わせ目に隙間がある。内部の何かが膨張していると思われる。

バックカバーのネジを緩めると、どんどん隙間が広がる。バックカバーを外してみると、バッテリーに付いてる黒いプラスチックのカバーが盛り上がって変形していた。

原因はバッテリー中の銀色の袋がパンパンに膨れたためだ。

これでは、バックカバーは全く閉じられない。しかたなく、袋に穴を空け、中の気体を抜いた。薬品のような匂いがする。どうやら、中に入っている物質から発生した気体により膨張したようだ。

プラスチックカバーが変形しているので一部を切り取ってなんとかバックカバーを閉じられるようになった。パソコンを起動するとまた例の匂いがする。このまま使うのは可能なようだが、やはり、何が起こるか不安が残るのでバッテリーを交換することにした。以前、同機のSSDを換装したが、それに比べるとバッテリーの交換は割合簡単に完了しました。

バッテリー;MB003J/A用

 

バッテリー
不具合の有ったバッテリー

ところが...
バッテリーを交換後、トラックパッドのボタンの状態が有る程度回復した。意外だが。恐らく、バッテリーが膨張して、トラックパッドの裏側を圧迫し、ボタンのストロークに悪影響が有ったのではないかと思います。
ところで、バッテリーの入手だが、今回、インターネット検索でやたら出てくるラップトップバッテリーという業者に発注したが、書かれている納期が1週間以内のような感じだが、実際には2週間かかった。マレーシアから輸入するので最低1週間は見込むのは仕方ないところか。

 

Mac旧型のSSD換装

Mac旧型のSSD換装

古い型の機種を高速化するための手段としてHDDをSSDに変える事は有効です。

ただ、SSDは高価なのがちょっと頭の痛いところです。

今回は、Macbook Pro(Later2008)とMac Pro(初代)をSSDにしました。

ところで、Mac Proで、HDDを複数台を内蔵している場合のドライブの消費電力がかなり減ります。


使用したSSD。

1、Intel SSD 320シリーズ 2.5インチ 9.5mm 300GB

読み込み:270MB/s以上  書き込み:130MB/s以上
 2、Intel SSD 520シリーズ 2.5インチ 9.5mm 480GB

読み込み:550MB/s以上  書き込み:520MB/s以上 


3、サムソン 840 PROシリーズ 512GB
読み込み:540MB/s以上  書き込み:520MB/s以上 


SSDの換装。
Macbook Pro(Later 2008)

Core2Duo 2.53GHz

MacOS 10.7 

この機種はAppleの旧機種でバッテリーが交換出来た時代のものであり、HDD、バッテリーが簡単に交換出来ます。

HDDの交換はHDDを固定しているプラスチックの細長いバーを外せば簡単に取り出せます。後はSATAコネクターを外せば良い。 SSDの取り付けは、この手順の逆にやればOK。極めて簡単。何故、今の機種はこうしないのかね?

SSDが使えるかどうか試してから固定すれば良いんで面倒では無いです。.

 

インテルSSD

SSDを取り付けた状態

 

実際にやった結果。

サムソンのSSD

SSDを認識しない。ハードディスクケースに入れ、USBで接続した場合、USBブートは出来ます。

IntelのSSD

320シリーズ;特に問題なく使用出来ます。

520シリーズ;認識するが不安定。電源ボタンを押してからリンゴマークが表示されるまでの時間が少し長くかかる。

電源ボタンを押して起動しても、リンゴマークが出ないこともあります。

USB接続のHDD或はSSDを接続し、Optionキーを押して起動した時、初め、内蔵SSDとUSB HDD(SSD)が表示されるが、すぐに内蔵SSDのアイコンが消える。

このSSDは使えなくはないが、あまり使いたくない。

USBブートで使うのであれば問題は無い。


Mac Pro(初代)

SSDの取り付け方。

Mac ProのHDDは3.5インチであるため2.5インチのSSDを使うには専用のマウンタが必要です。

実際の取り付けは、HDDのドライブベイに入っている取り付け金具にMac Pro専用のマウンタを使って固定します。マウンタは秋葉館で探せばすぐ分かります。

 

サムソンSSD
HDD取り付け金具にSSDを取り付けた状態

 

Mac Proの場合、サムソン、Intelのどちらを使っても問題なく動作します。

推測
今回使用したMac Proの場合、高速のSSDでも問題なく動作するが、Macbook Proの場合は高速のSSDではリードが安定せず、低速のSSDでは問題が無いのではないかと思う。参考にして下さい。 







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