Snapz Pro Xによるビデオ録画の自動停止、保存
     
システム; Mac OS X 10.6
     
Task3 ver1.7.0(シェアウェアー)

前回、VLCで再生中のビデオを
Snapz Pro Xでキャプチャー録画することを書きましたが、この作業を繰り返した時に少し面倒な事が有ります。

ビデオが短い場合は再生が終了するのを待っていれば良いが、長くて待っていられない場合が有り、自動的に停止、保存することにしました。ソフトはTask3を使う事にしました。Task3はMacの起動、終了やプログラムの実行等を自動で出来るユーティリティーです。
プログラムはトリガー 、アクション、実行条件で構成されています。

さて、Snapz Pro Xの自動停止の方法ですが2つやってみました。


録画手順は

1、VLCでビデオファイルを開き、停止させておく
2、Snapz Pro Xを起動する
3、ムービー…を選択する
4、キャプチャーする範囲を決める
5、(return)キーを押して録画開始
6、VLCの再生開始;(command+P)キー
7、(VLCの再生終了)
8、Snapz Pro Xの録画停止(shift+command+3キーを押す)
9、保存(returnキーを押す)


ビデオの録画開始からがTask3の出番です。設定は単純なものです。


トライ1

録画を開始してから一定時間後に録画を停止、保存する。

(1)トリガー;『ホットキー』(VLCの再生キー;command+P)

(2)アクション;『Snapz Pro Xを開く』(Snapz Pro Xの録画を停止と同じ命令)→『アップルスクリプトを実行』(保存する)

Snapz Pro Xの録画を停止;(shift+command+3)キー

保存する;デフォールトで『今すぐ保存』になっているため(return)キーを押す

(3)実行条件;『指定時間後に実行する』(VLCの再生開始後一定時間後に実行する)


結果;問題が発生

1、VLCを再生するためのホットキーが働かない。原因は不明。マウス(トラックパッド)で再生させる必要有り。

2、実行条件通りの時間経過で作動しない。たぶん、省エネルギー設定(スリープ)の影響があるものと思うが確認していない。結果的にうまく行かない。
 


トライ2

録画を停止する時間を指定する。

(1)トリガー;『指定時間に実行』

トリガー



















(2)アクション;『Snapz Pro Xを開く』(
Snapz Pro Xの録画を停止)

アクション1



















→『アップルスクリプトを実行』(保存)
アクション2


















(3)(実行条件;日時を制限)

結果;VLCを再生するためのホットキーが働かないことはトライ1と同じ。

後は特に問題無し。


録画時間はは元ビデオよりも長めに録画するように設定しがちです。それにより余計な部分が出来ます。必要に応じMPEG Streamclipで調整するのが良いですね。

この自動停止によりSnapz Pro Xが使い易くなりました。やってることは単純ですが。 

余談ですが、Snapz Pro Xにはマイク入力の機能が有るので面白い使い方が出来ます。